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トップセールスの真実

即戦力思考

ご愛読頂いた皆さま、2年間本当に有難うございました。ファンの少ない「営業レシピ」ではありましたが、今日で100回目の連載となりました。若い営業の方にほんの少しでもお役に立てれたらの気持ちで書き続けてきましたが、正直「ネタ切れ」が本当のところです。大変申し訳ありません。

 

今後は、新しい形でお役に立てればと思っています。決まりましたら、まず皆さまに真っ先にご報告させて頂きますので、しばらくお待ち頂けますと幸いです。

 

それでは本題の「トップセールスの真実」です。

営業畑一筋30年の間に数々のトップセールスと出会うことができました。

私の主観ではありますが、最終回では「トップセールスの共通点」をお伝えしたいと思います。

 

「トップセールスは自信家」で「小さなことにクヨクヨしない」的イメージをお持ちの方もいらっしゃると思いますが、実は「ビビり」で「気にしい」の方が多いのです。

 

「ビビリ」で「気にしい」なので

・会話のスタートは相手の状況を察してお詫びから。例えば「忙しいときにすみません」

・自分がしたいことの前に相手に許可を必ずとる。「2,3ご質問してもよろしいですか」

後輩や部下へ電話かけた際も「今大丈夫?ちょっとだけいい?」

・初対面では特に相手がどんな方がわからないので、相手への質問から会話をスタートする(質問が多い)

・話を聞くときは、相手を不快にさせたくないので、頷きや相槌が多い。

・本能的に相手の警戒心を下げようとしているのか、よく笑う。

・相手の話を集中して聞く習性があるので、商談に対しての記憶力が半端ない。

・怒られたくないので同じ失敗をしない。

・失敗に対して次の手を打つのが早い。

・誰がみても悪いことはしない。ギリギリはする 笑

・商談や会話が終わった後、少し振り返り、相手がどう思った等、相手の気持ちを読んでしまう。

・何かとスピードが早い。

・頼まれたことはほったらかしにしない。

・後輩指導において、精神論ではなく、あえて自分の考え方・やり方を言語化し、論理的にアドバイスをすることにこだわっている。(精神論が大事なことは重々わかっているが・・)

 

その他、好奇心が旺盛な為、これはいいと思ったら、新しいことにいち早く取り組む。

あと負けず嫌いな為、ベンチマーク(人真似)を勝手にしてしまう。

 

以上、私の思う 「トップセールスの真実」 でした。

 

それでは皆さま、自分を信じて頑張ってください!

またお会いできる日を楽しみにしております(^^)/

2年間本当にありがとうございました。



著者プロフィール

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平井 徹

セールスアドバイザー
平井 徹事務所 代表
アン・コンサルティング株式会社 社外取締役
営業の「きつい」を「おもしろい」に

昭和46年生まれ51歳。大阪府摂津市で育つ。6年前に上京、現在横浜市在住。仕事の経歴は平成7年4月株式会社大塚商会入社、飛び込みメインのエリア営業配属。新人賞1位から10年連続で優秀セールス賞受賞。最年少営業マネジャーとなり、その後17年間営業管理職(大阪北支店12年、渋谷支店4年、千代田支店1年)に従事。2021年8月、平井徹事務所開業。兼業にてアン・コンサルティング株式会社の社外取締役就任。2022年7月、BtoB企業の営業支援を本格的に開始。現在顧問先複数社と契約し、社長・営業マネジャーと二人三脚で営業部門の強化に奔走。

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