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承諾心理「好意」

即戦力思考

今週の営業レシピは4つ目の承諾心理「好意」です。

一言で言うと「好意を抱く人に同意したくなる」心理です。
好意に影響する要因は5つあると考えられています。
1つずつ分かりやすい例をもって説明します。

第一の要因としては、「見た目の印象」です。
きちっとした身なりをしてるだけで、知性を感じたり
礼儀正しく挨拶してくれるだけで、誠実さを感じたり
その人の事を良く知らなくても、人は見た感じで無意識に判断をしてしまう傾向がある為です。

第二の要因は「類似性」です。例えば、見ず知らずの方ばかりの集まりで、出身地(大阪つながり)や年齢(同世代)が同じだけでなぜか親近感が湧き、無意識に他の人よりも好意をもってしまうことってありますよね。

第三の要因は「称賛」。自分の事を褒められるとなぜか「好意」を抱いてしまう。お世辞とわかっていても・・・

第四の要因は「接触回数」。最初はそうでもなかったのに、何度か接触を繰り返すうちに好きになることです。

最後は「連合」です。一言で例えると「阪神ファン同士」です。まったく知らない人なのになぜか好意を抱いてしまう・・・。

私のオリジナルでは「秘密ごとの共有」も好意につながると思います。
「この話は平井にしかしてないので、他の誰にも言わないで・・・」と言われると、無意識に距離感(頼られてる感)近くなりますよね。例えばお客様に対して「ここだけの話なんですが・・」で切り出すとどうなりそうですか?

今週は、特に「きちっとした身なり」「丁寧な挨拶」「相手への称賛」を意識して営業してみましょう!

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著者プロフィール

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平井 徹

セールスアドバイザー
平井 徹事務所 代表
アン・コンサルティング株式会社 社外取締役
営業の「きつい」を「おもしろい」に

昭和46年生まれ51歳。大阪府摂津市で育つ。6年前に上京、現在横浜市在住。仕事の経歴は平成7年4月株式会社大塚商会入社、飛び込みメインのエリア営業配属。新人賞1位から10年連続で優秀セールス賞受賞。最年少営業マネジャーとなり、その後17年間営業管理職(大阪北支店12年、渋谷支店4年、千代田支店1年)に従事。2021年8月、平井徹事務所開業。兼業にてアン・コンサルティング株式会社の社外取締役就任。2022年7月、BtoB企業の営業支援を本格的に開始。現在顧問先複数社と契約し、社長・営業マネジャーと二人三脚で営業部門の強化に奔走。

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