私達はなぜか「その道の専門家」の言葉に弱い。見ず知らずの方であっても、専門家(プロ)の方の言葉を信じてしまう傾向があります。
普段の生活で「何かに詳しい人」を信じた経験はないですか?私の経験で言いますと、家電量販店で電動ハブラシを買おうとする時に、いろんな種類の電動ハブラシがある為、詳しい人の説明を聞きたく、店員の方を呼びました。いくつかの説明を聞くうちに「この人詳しく知ってるなあ」と思い、つい「店員さんの一番のおすすめの電動ハブラシはどれですか」と聞き、当初予定より3倍も高い電動ハブラシを買った経験があります。予算オーバーでしたが。詳しい方のおすすめで間違いないと思ったからです。
あと金額を交渉したい時に、店員さんが店長さんを呼んできて「これが目いっぱいの値引きです」と言われた時も、店長さんが言うからこれが限界なんだろうなと信じた経験もあります。
若手営業の方は、経験が少ないので、いきなり専門家にはなれないですが、たった1つの商品でいいので誰よりも詳しく知っている商品をつくりましょう。たった1つの商品を詳しく知ってるだけで、相手はあなたを信用し始めます。その他の商品のPRも信用感をもって聞いてくれることと思います。
また、ここぞという商談には、その道のスペシャリストや責任者と同行してもらい、この「権威」の承諾心理を活用してみましょう!
昭和46年生まれ51歳。大阪府摂津市で育つ。6年前に上京、現在横浜市在住。仕事の経歴は平成7年4月株式会社大塚商会入社、飛び込みメインのエリア営業配属。新人賞1位から10年連続で優秀セールス賞受賞。最年少営業マネジャーとなり、その後17年間営業管理職(大阪北支店12年、渋谷支店4年、千代田支店1年)に従事。2021年8月、平井徹事務所開業。兼業にてアン・コンサルティング株式会社の社外取締役就任。2022年7月、BtoB企業の営業支援を本格的に開始。現在顧問先複数社と契約し、社長・営業マネジャーと二人三脚で営業部門の強化に奔走。
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