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営業の基本 ⑤スピード

即戦力思考

今週の営業レシピは「営業の基本 ⑤スピード」

以前の営業レシピ「対応スピードの重要性」でもお伝えしましたが、営業にとって「スピード」は最も大事な基本です。以前勤めていた会社での私見になりますが、お客様アンケートの回答より、「お客様からの不満のお言葉」の50%以上は対応スピードに関して、また逆に「お客様からの感謝のお言葉」の50%以上も対応スピードに関してでした。皆さんがお客様側(買う側)の時に感じたことがあると思います。営業の対応スピード1つでお客様からの印象は変わります。以下に代表的なお客様対応について、スピードの目安を列記します。

・「お客様の問い合わせ電話からの一次対応」 原則1時間以内、遅くても2時間以内
・「お客様からの問い合わせメールに対しての一次対応」 原則2時間以内対応
・「訪問後の御礼メール」 その日中、遅くても翌日。できれば面談内容の簡易議事録も
・「調べごとの回答」 できればその日および翌日、遅くても3日以内
・「提案の約束をいただいてからの提案書提出」 とあるアンケートではお客様は3日以内に提出を望んでいます。内容にもよりますが、遅くても5日以内が妥当
・「提案書(見積)提出後の印象伺い」 提出後すぐに違和感やズレがないことを確認
・「契約連絡からの対応」 すぐ、とにかく早く契約を交わす。昔は決まった瞬間に契約書がなくても、一筆いただいていました。他社に巻き返されないために・・・
・「次回アポ」 出来れば商談当日の帰り際に確定。
特に「お客様の問い合わせからの一次対応」と「調べ事の回答」は早ければ早いほど喜ばれます。

営業は時間との戦いでもあります。効率の良い訪問スケジュール、メールや電話、今はオンラインミーティングを駆使し、その時その時の最善を考えて、たくさんのお客様と接点を持てるようにしましょう。
最後に「歩くスピード」です。売れてる営業パーソンは歩くのが早い人が多いですね。ちなみに不動産業者が定めた基準は1分80メートルだそうです。私は1分100メートルです 笑

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著者プロフィール

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平井 徹

セールスアドバイザー
平井 徹事務所 代表
アン・コンサルティング株式会社 社外取締役
営業の「きつい」を「おもしろい」に

昭和46年生まれ51歳。大阪府摂津市で育つ。6年前に上京、現在横浜市在住。仕事の経歴は平成7年4月株式会社大塚商会入社、飛び込みメインのエリア営業配属。新人賞1位から10年連続で優秀セールス賞受賞。最年少営業マネジャーとなり、その後17年間営業管理職(大阪北支店12年、渋谷支店4年、千代田支店1年)に従事。2021年8月、平井徹事務所開業。兼業にてアン・コンサルティング株式会社の社外取締役就任。2022年7月、BtoB企業の営業支援を本格的に開始。現在顧問先複数社と契約し、社長・営業マネジャーと二人三脚で営業部門の強化に奔走。

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