今週の営業レシピは「営業の基本 ⑥目標達成思考」です。
営業パーソンにとって、目標達成は一番の評価指標であり、更なる成長への潤滑油でもあります。目標達成を通じて、いろんなことが学べ、自分自身の変化にも気づけます。
本日は私の考える「目標達成思考」をお伝えしたいと思います。
① 目標は具体的な数字で設定する
② 目標を達成するために、「いつまでに何をするのか?」(コール件数、提案約数、提案提出数等々)を具体的に設定する。
③ 途中上手くいかない時には、「なぜ、上手くいかないのか」ではなく、「どうやったら、上手くできるか」に意識を傾ける。「どうやったら上手くできる」を常に意識していれば、営業と関係のない場面からもヒントがみえたりする為です。心理学ではカラーバス効果と言います。ある特定のものを意識し始めると関連情報が自然と目に留まりやすくなる心理効果です。
④ 更に、自分の周りに上手くできている人が必ずいると思います。その方の商談に同行させてもらう等して、ヒントを探すのです。教わるだけでなく、自分でみつけることが大事です。
⑤ ヒントがみつかれば、即それを試し、小さな成功を体験するのです。自己効力感が増して、目標達成へ「勢い」と「自信」が生まれます。
⑥ それでもまた上手くいかないことに出会います。その時は上記③④⑤を繰り返すのです。
⑦ そして「自分は絶対できる!」と何度も自分に言い聞かせ、「最後まで諦めない」気持ちをもって取り組むのです。
最後はただの精神論になってしまいましたが、私自身「情熱と諦めない気持ちをもって仕事に取り組む」と日々自分に言い聞かせておりました。そのお陰で何度も助けられました。
皆さんも自分が「グッとくる言葉」を自分に言い聞かせて、粘り強く頑張りましょうね。
人は「できない」から「わからない」へ「わからない」から「向いてない」に自然と思考する癖があるようです。「わからない」を「わかる」にする行動力(努力)が大事だと思います。
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昭和46年生まれ51歳。大阪府摂津市で育つ。6年前に上京、現在横浜市在住。仕事の経歴は平成7年4月株式会社大塚商会入社、飛び込みメインのエリア営業配属。新人賞1位から10年連続で優秀セールス賞受賞。最年少営業マネジャーとなり、その後17年間営業管理職(大阪北支店12年、渋谷支店4年、千代田支店1年)に従事。2021年8月、平井徹事務所開業。兼業にてアン・コンサルティング株式会社の社外取締役就任。2022年7月、BtoB企業の営業支援を本格的に開始。現在顧問先複数社と契約し、社長・営業マネジャーと二人三脚で営業部門の強化に奔走。
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