今週の営業レシピは「営業の基本 ⑧ターゲット(顧客)管理」です。
売れる営業パーソンは皆ターゲット管理がきちんと出来ています。
担当顧客の下記5つの情報管理を徹底しています。
①自社との取引内容と履歴
現在の取引内容と取引経緯だけでなく、過去の取引内容や取引経緯、失注経緯、過去のクレームなどを把握しています。
②登場人物
現在の担当者・決裁者・決裁ルートだけでなく、歴代の担当者や決裁者、また過去にネックになった人物等を綿密に把握しています。さらに決める確率を高める為に、検討部署以外の他部署(現場)のキーマン把握をすることもあります。
③顧客プロフィール
業種・業態、創業、年商、決算状況、従業員情報はもちろんながら、その会社が今一番力を入れてることや現状の課題感、また今後の展望や計画等も把握します。
④お客様のライバルや顧客
同業他社事例の紹介を入口にお客様のライバルや顧客を把握して、お客様の立場・状況を知り、お客様目線に近づける。
⑤逆算計画
初回挨拶訪問で営業パーソン自身が、その顧客をいつ決めるのかを決める。そうすることで関係構築や課題把握を計画的に行い、営業パーソンが決めたい時に決める準備をする。
上記のように顧客の理解を深めれば、こちら側の意向も理解していただけます。営業とは「理解してから理解される」の世界です。
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昭和46年生まれ51歳。大阪府摂津市で育つ。6年前に上京、現在横浜市在住。仕事の経歴は平成7年4月株式会社大塚商会入社、飛び込みメインのエリア営業配属。新人賞1位から10年連続で優秀セールス賞受賞。最年少営業マネジャーとなり、その後17年間営業管理職(大阪北支店12年、渋谷支店4年、千代田支店1年)に従事。2021年8月、平井徹事務所開業。兼業にてアン・コンサルティング株式会社の社外取締役就任。2022年7月、BtoB企業の営業支援を本格的に開始。現在顧問先複数社と契約し、社長・営業マネジャーと二人三脚で営業部門の強化に奔走。
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