これからの営業パーソンに必要なこと③_image

これからの営業パーソンに必要なこと③

即戦力思考

今週の営業レシピは「これからの営業パーソンに必要なこと③」です。

 

あがり続ける売上目標、求められる@生産性向上、そのうえ時短、管理面の強化による業務工数増加と現代の営業パーソンは毎日本当にすることが多く忙しいこととお察し致します。

喫茶店でオンライン商談やパソコン仕事をしている営業パーソン見かけても、スポーツ新聞や週刊誌をじっくり読んでいる営業パーソンはいないですものね。(私が駆け出しの営業の頃はたくさんいました 笑)

またお客様対応もクイックレスポンスを求められる中、電話・メール・オンライン・リアル商談を用途ごとに使い分け、切り替えのスピードも早く、同時並行で対応していることも多いかと思います。そんな状況下で大事なことは「すぐやる」「すぐメモする」の習慣です。


人間の脳は基本的には出来事・物事を忘れるようにつくられています。「エビングハウスの忘却曲線」という言葉をご存知の方と多いと思います。ざっくり言うと、人間の脳は、20分後には40%、1時間後には50%、1日後には70%、1週間後には80%のことを忘れるという内容です。大事なのは20分以内にメモしておかないと、たった20分で40%の内容を忘れてしまうので、「すぐやる」か「すぐメモする」の習慣がないと抜け漏れが発生します。私の場合、すぐ処理できない状況では、そのことをいつ処理するかスケジュール帳に内容と共に記入し、抜け漏れ無いように取り組んでいます。どんなに忙しくても、その状況は相手にはみえないことの方が多いので、自分で忘れない努力をするしかありません。現代の営業パーソンは普段から「机やカバンの中の整理整頓」や「その日あったことはその日中に処理する」を習慣させ、自分の力を最大に発揮できる「普段の準備」が必要不可欠だと思います。

頑張りましょう!


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著者プロフィール

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平井 徹

セールスアドバイザー
平井 徹事務所 代表
アン・コンサルティング株式会社 社外取締役
営業の「きつい」を「おもしろい」に

昭和46年生まれ51歳。大阪府摂津市で育つ。6年前に上京、現在横浜市在住。仕事の経歴は平成7年4月株式会社大塚商会入社、飛び込みメインのエリア営業配属。新人賞1位から10年連続で優秀セールス賞受賞。最年少営業マネジャーとなり、その後17年間営業管理職(大阪北支店12年、渋谷支店4年、千代田支店1年)に従事。2021年8月、平井徹事務所開業。兼業にてアン・コンサルティング株式会社の社外取締役就任。2022年7月、BtoB企業の営業支援を本格的に開始。現在顧問先複数社と契約し、社長・営業マネジャーと二人三脚で営業部門の強化に奔走。

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