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丁寧に図々しく、謙虚に厚かましく

即戦力思考

今週の営業レシピは「丁寧に図々しく、謙虚に厚かましく」です。

これは私の営業スタイルの基本です。
結論から言うと「丁寧に関係性をつくり、聞きたいことを遠慮なく聞く、伝えたいことを遠慮せずに伝える」ということです。
別の言い方ですと「礼儀正しさを全面に出しつつ、自分の思いのままの営業」をすることです。

ただし「図々しい」「厚かましい」言動や行動は、相手との関係性がない(希薄な)中では相手に嫌われたり、時には怒らせたりすることもあるリスクのある行動です。
だから図々しく聞きたいことを聞く前には、戦略的に関係性を積み上げていく必要があります。

その為には、下記行動を通じて、まず「丁寧・謙虚」をお客様に感じていただき、短期間で関係性を構築します。

■事前にお客様プロフィールを入念にを調べ、その調べたプロフィールを主体にアイスブレイクで質問し、「理解してから理解される」の状態を意識的につくる
■お客様の意見・質問の回答には「耳と目と心と体で傾聴する」
■相槌、共感、オウム返しで「返報性の法則をしかけておく」
■そして聞きたいことを聞く前に
「唐突なご質問になりますが2,3お聞きしてもよろしいでしょうか」
「ちょっと変の事を聞いてもよろしいでしょうか」
「怒らずに聞いていただきたいことがあるのですが・・よろしいでしょうか」
等を枕詞で使い、相手を気遣い、同意のYESを得てズバッと「聞きたいことを遠慮なく聞く」、「伝えたいことを遠慮なく伝える」

今週は商談の前半戦で関係性を丁寧に積み上げ、自分のやりたい営業をしてみよう!

この「営業レシピ」は毎週月曜日に配信しております。
皆さんの「成長への気づき」や「営業っておもしろい」に繋がればという思いで書き続けていきます。
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著者プロフィール

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平井 徹

セールスアドバイザー
平井 徹事務所 代表
アン・コンサルティング株式会社 社外取締役
営業の「きつい」を「おもしろい」に

昭和46年生まれ51歳。大阪府摂津市で育つ。6年前に上京、現在横浜市在住。仕事の経歴は平成7年4月株式会社大塚商会入社、飛び込みメインのエリア営業配属。新人賞1位から10年連続で優秀セールス賞受賞。最年少営業マネジャーとなり、その後17年間営業管理職(大阪北支店12年、渋谷支店4年、千代田支店1年)に従事。2021年8月、平井徹事務所開業。兼業にてアン・コンサルティング株式会社の社外取締役就任。2022年7月、BtoB企業の営業支援を本格的に開始。現在顧問先複数社と契約し、社長・営業マネジャーと二人三脚で営業部門の強化に奔走。

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