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成長する人材、5つの共通点

即戦力思考

今週の営業レシピは「成長する人材、5つの共通点」です。

 

株式会社レガシード代表取締役 近藤悦康氏の著書 「伸びている会社がやっている´新卒´を即戦略化する方法」を読みました。ちなみに株式会社レガシードは人材採用コンサルティングでは実績NO1、その他、人材育成事業等を行っている会社です。従業員約100名の会社でありながら、毎年1万人以上の新卒採用の学生エントリーが殺到するそうです。いわば新卒採用のプロ中のプロであり、「成長する人材」の見極めに長けた会社であります。

 

その会社での代表である近藤さん曰く、成長する人には5つの共通点があるとのことです。

1つ目は「流されず、動機をもって生きているか」

成長する人は「なぜ働くのか」「なぜこの会社を選んだのか」という明確な動機をもっている。先輩や上司に敬意をもって、守破離の´守´を大切にする素直さがありまがらも、他人に流されない強固な芯があるということです。そのような人材は。「人生をよりよいものにしたい」という大きな目標を達成するための手段が「いまの会社で働くこと」であるという強い確信をもっているため、意欲的に働くことができる為です。

大切なのは、自分なりに意味を見出し行動に移すことです。おもしろい仕事ややりがいのある仕事が存在するのではなく、自分でおもしろさを見出し、やりがいのあるものにできるかどうかが重要です。いまの取り組みと、自分のありたい姿を重ね合わせ、常識論や人の考えではなく、自分でポジティブな価値を見出し、言語化できる人が成長すると著者は言っています。

 

2つ目は「苦労や逆境を乗り越えた経験があるか」

挑戦を避けてきた人ではなく、失敗を恐れず何度も挑戦し、挫折してもその都度、立ち上がってきた経験をもつ人です。

 

3つ目は「自己肯定感が高いか」

自己肯定感(自分を認め、尊重し、信じる力)が高い人は成長が早いと著書は言っています。たしかに「自分はできる」と思っている人と「できないかもしれない」と思っている人では成果は変わりそうですよね。

 

4つ目は「親を尊敬しているか」

親を尊敬できる環境にある人は自己肯定感を育みながら成長してきた可能性が高いのではないか、ということと、親を尊敬している人は、自分はともかく、親や家族まで悪く思われたくない、という心理から、そのような態度や仕事をしてはいけない、という自制心が働くのかもしれませんと言っておられます。

 

5つ目は「素直さと感謝の心をもっているか」

育った環境も重要ですが、当然ながら、何よりも大切なのは本人です。育った環境に関係なく素直さと感謝の心が見受けられれば、それが何よりです。例えば不幸にも、親を早くに失った人や、育児放棄をする親の元に生まれた人もいます、そんな人が、新しい環境下で就活するまでに成長し、自らの身の上を恨むことなく、親代わりとなって面倒をみてくれた存在への感謝をもっていたら、著者は最大限の評価をすると言っています。ですから成長する人の共通点1~5は、あくまでも判断基準の1つと考えて下さいとも言われています。

 

私見としては、1つ目の「流されず、動機をもって生きているか」

おもしろい仕事ややりがいのある仕事が存在するのではなく、自分でおもしろさを見出し、やりがいのあるものにできるかどうかが最も重要なのではないでしょうか。

 

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著者プロフィール

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平井 徹

セールスアドバイザー
平井 徹事務所 代表
アン・コンサルティング株式会社 社外取締役
営業の「きつい」を「おもしろい」に

昭和46年生まれ51歳。大阪府摂津市で育つ。6年前に上京、現在横浜市在住。仕事の経歴は平成7年4月株式会社大塚商会入社、飛び込みメインのエリア営業配属。新人賞1位から10年連続で優秀セールス賞受賞。最年少営業マネジャーとなり、その後17年間営業管理職(大阪北支店12年、渋谷支店4年、千代田支店1年)に従事。2021年8月、平井徹事務所開業。兼業にてアン・コンサルティング株式会社の社外取締役就任。2022年7月、BtoB企業の営業支援を本格的に開始。現在顧問先複数社と契約し、社長・営業マネジャーと二人三脚で営業部門の強化に奔走。

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