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誰にでもできることを、誰にもできないくらいやる

即戦力思考

今週の営業レシピは「誰にでもできることを、誰にもできないくらいやる」です。

先週は「営業パーソンに現状維持はない」で1日1歩、いや半歩でいいので、日々前進する重要性をお伝えさせていただきました。それは新しいことを追求することだけではなく、普段何気なく当たり前にしてることを意識的に「究める」ことが大事な「前進」だと考えています。

私の元部下で「名刺のもらい方」に拘りをもっている営業パーソンがいました。
お客様の名刺を名刺入れで丁寧にもらうだけでなく、深いお辞儀と心のこもった「ありがとうございます」をどんな時でもやっていました。

当時私は上司の立場でしたが「すごい!」、「見習いたい!」と心から感じました。それは当たり前のことを当たり前以上にする重要性を垣間見た瞬間であり、誰でもできることでも誰にもできないくらいやれればそれが「強み」になることを教わった瞬間でもありました。

お客様への当たり前である「挨拶」、「時間を守る」、「話をきく態度」、「お客様へのメール」、「お客様からの依頼ごとへのレス」、「お客様へのお役立ち情報の提供」等、営業として当たり前にしなければならないことですが、誰にもできないレベルまでできると感心されると思いますし、感動されることもあると思います。これは営業の本質である「信用・信頼」に至る関係構築への大きな要素・要因にもなると思います。

また「誰にもできることを誰にもできない」レベルまでできると、些細なことに気づける感性も養われるのではないかと思います。「神は細部に宿る」という言葉を御存知ですよね。

細かい部分までこだわり抜くことで、全体としての完成度が高まる。細かいことを疎かにすれば、結果として完成度が落ちると言われています。

当たり前のことでも「誰にでもできることを、誰にもできないくらいやる」を1つでいいので身に付けましょう!相手があなたを見る目が変わります。
そしてそれが自分自身の「自信」にもつながると思います。

この「営業レシピ」は毎週月曜日に配信しております。
皆さんの「成長への気づき」や「営業っておもしろい」に繋がればという思いで書き続けていきます。
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著者プロフィール

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平井 徹

セールスアドバイザー
平井 徹事務所 代表
アン・コンサルティング株式会社 社外取締役
営業の「きつい」を「おもしろい」に

昭和46年生まれ51歳。大阪府摂津市で育つ。6年前に上京、現在横浜市在住。仕事の経歴は平成7年4月株式会社大塚商会入社、飛び込みメインのエリア営業配属。新人賞1位から10年連続で優秀セールス賞受賞。最年少営業マネジャーとなり、その後17年間営業管理職(大阪北支店12年、渋谷支店4年、千代田支店1年)に従事。2021年8月、平井徹事務所開業。兼業にてアン・コンサルティング株式会社の社外取締役就任。2022年7月、BtoB企業の営業支援を本格的に開始。現在顧問先複数社と契約し、社長・営業マネジャーと二人三脚で営業部門の強化に奔走。

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