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確認・承認のYESで商談をコントールする

即戦力思考

今週の営業レシピは「確認・承認のYESで商談をコントールする」です。

一言で言うと「自分のしたいことを、していいのか相手に同意を得る」ことです。
相手からすると、自分のことを尊重してくれている感じを受けますし「YES」と言ったら、自分の言動に対して「一貫性」を守ろうとします。

例えば・・・
「冒頭2・3ご質問させてもらってもよろしいでしょうか?」
「1点だけ営業的なPRをさせてもらってもよろしいでしょうか?」
「一度提案書を出させていただいてもよろしいでしょうか?」等々
とにかく自分のしたいことを「~~させてもらっていいですか?」と相手に委ねるのです。

この時期、見込み化につながるアポがどうしても欲しい・・・
電話はつながるも「今ちょっと忙しいから」、「来週の予定がみえないから」で諦めるのではなく
「お忙しい中、本当にすみません。来週もう一度お電話だけさせてもらってもいいですか?」
コレです。この小さなYESをとっていたら、来週電話して忙しくされている場合でも怒られることはないと思いますし、無下にされる確率も下がります。

逆に「悪いね、申し訳ないね」と思ってもらえる「逆転の心理効果」が働くこともあります。

例えば・・・
「今週はお忙しいということなので、来週少しでいいのでお時間いただいてもよろしいでしょうか?」
と確認・承認のYESをとっていると、来週になって電話した際・・・
「ごめん。今週も忙しいので、来週もう一度電話もらえる」と謝る立場が逆転します。
本当に些細なことですが、コレ凄い大事なんです!

まだ習得できていない人は、騙されたと思って、今日試してみてください。
もう一度言います。
自分のしたいことを「~~させてもらっていいですか?」と相手にボールを預けるのです。

この「営業レシピ」は毎週月曜日に配信しております。皆さんの「成長への気づき」や「営業っておもしろい」に繋がればという思いで書き続けていきます。
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著者プロフィール

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平井 徹

セールスアドバイザー
平井 徹事務所 代表
アン・コンサルティング株式会社 社外取締役
営業の「きつい」を「おもしろい」に

昭和46年生まれ51歳。大阪府摂津市で育つ。6年前に上京、現在横浜市在住。仕事の経歴は平成7年4月株式会社大塚商会入社、飛び込みメインのエリア営業配属。新人賞1位から10年連続で優秀セールス賞受賞。最年少営業マネジャーとなり、その後17年間営業管理職(大阪北支店12年、渋谷支店4年、千代田支店1年)に従事。2021年8月、平井徹事務所開業。兼業にてアン・コンサルティング株式会社の社外取締役就任。2022年7月、BtoB企業の営業支援を本格的に開始。現在顧問先複数社と契約し、社長・営業マネジャーと二人三脚で営業部門の強化に奔走。

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