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キーエンス流 「プロフェッショナル 前提条件と必須条件」

即戦力思考

今週の営業レシピは キーエンス流 「プロフェッショナル 前提条件と必須条件」 です。

 

田尻望氏の著書「キーエンス × ChatGPT 時代の付加価値仕事術」を読みました。

本書の主題である「付加価値創造にChatGPTなどの生成AIを使える人〝だけ〟が今後、飛躍的に成果を上げられる」は、また別の機会でお伝えさせて頂きます。

 

今回は、ChatGPT活用を最大化させる為にも 「プロフェッショナルの前提条件と必須条件」を

ご紹介いたします。

 

キーエンス「プロフェッショナルの前提条件」

① 高い業績を上げる強い意欲と情熱を持っているか

 

①に関して、本書では、「業績を上げることに対して強い意欲や情熱を持たず、目の前の仕事をこなすだけの人はもったいない。業績を上げようと、目の前の仕事をこなすだけだろうと、費やすのは同じ時間です」と表現されていました。たしかに、限りある時間を有意義な時間にできるかどうかで人生の充実感や満足感は変わります。

有意義な時間とできるよう、自分自身の捉え方をポジティブな一面に目を向けることが大事です。

 

② 自分の強みと課題を理解しているか

 

②に関して、特に自分の長所をたくさん認識することは本当に大事なことです。なぜなら 「仕事とは自分の長所と強み発揮し、自分、他者・社会を物心両面のおいて豊かにすること」 だからです。たくさんの長所を自己認識できていれば、その数が多ければ多いほど、自分の力を発揮する(成功する)場面が多くなるということです。更にその長所を意識的に伸ばすことができれば、その長所が自分の市場価値になります。

 

次に、キーエンス「プロフェッショナル8つの必須条件」です。以下内容を日常営業する上で、意識できているかどうかを自己チェックしてみて下さい。

 

① 売り上げと経費削減につながる企画が出せているか

② 最小の時間と費用で進めることを常に意識しているか

③ 判断は市場原理と経済原則に基づいているか

④ 当事者意識を持って気づきを発信できているか

⑤ 自分の意見・考えを持って、報・連・相できているか

⑥ 因果関係〝なぜ〟をはっきりさせているか

⑦ 大事な事柄を周囲に十分浸透させているか

⑧ 満足な結果が出せているか


いかがだったでしょうか。

普段の営業活動において、いくつ意識できていましたか?

意識できていなかったことは、習慣的意識になるよう、時限立法的に、1つずつ集中して意識し、自分のものにしていくことが大事ではないでしょうか。

 

私は1日の仕事の振り返りの中で、⑥因果関係〝なぜ〟をはっきりさせることとして

「なぜ上手くいったのか、なぜ上手くいかなかったのか」を1ヶ月間、集中的に言語化していこうと思います。

 

皆さんも上記「8つの必須条件」から、どれか1つを選択し、集中的に意識してみてください。

お互いに更に自分を高めていきましょう。


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著者プロフィール

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平井 徹

セールスアドバイザー
平井 徹事務所 代表
アン・コンサルティング株式会社 社外取締役
営業の「きつい」を「おもしろい」に

昭和46年生まれ51歳。大阪府摂津市で育つ。6年前に上京、現在横浜市在住。仕事の経歴は平成7年4月株式会社大塚商会入社、飛び込みメインのエリア営業配属。新人賞1位から10年連続で優秀セールス賞受賞。最年少営業マネジャーとなり、その後17年間営業管理職(大阪北支店12年、渋谷支店4年、千代田支店1年)に従事。2021年8月、平井徹事務所開業。兼業にてアン・コンサルティング株式会社の社外取締役就任。2022年7月、BtoB企業の営業支援を本格的に開始。現在顧問先複数社と契約し、社長・営業マネジャーと二人三脚で営業部門の強化に奔走。

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