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達成力を高めるための目標の考え方

即戦力思考

今週の営業レシピは 「達成力を高めるための目標の考え方」 です。

 

原田隆史先生の著書「一流の達成力」を読みました。

大谷翔平で有名になった目標達成技術 「原田メソッド」 の内容が書かれた本です。

原田メソッドで1番有名なのは「オープンウインドウ64」通称マンダラシートです。

 

今回は「達成力を高めるための目標考え方」をお伝えします。

実は目標には「自分」と「他者」、この2つの要素が必要だそうです。

「どういうこと?」って感じだと思いますので、いくつかの例を交えてご説明します。

 

まず、2011年の なでしこジャパン で言うと、自分(達)の目標は、「ワールドカップ優勝」、他者(社会)に対しての目標は「東日本大震災の被災者の方、そして日本全体に元気・勇気を与える」でした。

次に、まだ記憶に新しい 栗山ジャパン の場合を考えてみましょう。自分(達)の目標は「WBCで世界一になる」、他社(社会)への目標は「夢や元気、勇気を与えるプレーをし、野球の楽しさ、素晴らしさを次世代に伝え、野球を発展させること」でした。

最後に、とある 陸上選手 の目標です。自分の目標は「全国大会で優勝する」、他者・社会への目標は、「お母さんに親孝行する」でした。

 

自分の目標の設定だけでなく、その自分の目標達成を促進する「他者・社会への目標」の設定が、重要だということです。「他者・社会への目標」というのは、自分の目標を達成する「目的」という解釈の方が、考えやすいかも知れませんね。

 

数字目標を設定するだけで終わるのではなく、その目標を達成する「真の目的」に気づくことが

「達成力を高めるための目標の考え方」 ということになります。

 

もうじき4月です。

改めて自分の「目標」とその目標達成が他者(家族やお世話になった方)にどのような良い影響を与えることができるかを考えてみてはいかがでしょうか。


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著者プロフィール

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平井 徹

セールスアドバイザー
平井 徹事務所 代表
アン・コンサルティング株式会社 社外取締役
営業の「きつい」を「おもしろい」に

昭和46年生まれ51歳。大阪府摂津市で育つ。6年前に上京、現在横浜市在住。仕事の経歴は平成7年4月株式会社大塚商会入社、飛び込みメインのエリア営業配属。新人賞1位から10年連続で優秀セールス賞受賞。最年少営業マネジャーとなり、その後17年間営業管理職(大阪北支店12年、渋谷支店4年、千代田支店1年)に従事。2021年8月、平井徹事務所開業。兼業にてアン・コンサルティング株式会社の社外取締役就任。2022年7月、BtoB企業の営業支援を本格的に開始。現在顧問先複数社と契約し、社長・営業マネジャーと二人三脚で営業部門の強化に奔走。

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